歯周病・糖尿病

歯周治療は、土づくりと一緒なんだね!

こんにちは!歯科衛生士の伊平です。先週、診療中にうれしいことがありました!

嬉しいこと!

それは、農家をされているKさんが、3ヶ月ぶりのメンテナンスケアに来院されたときの話です。Kさんは畑仕事の忙しい合間を縫って、もう5年以上あすなろ歯科にメンテナンスケアに通ってくださっています。今回Kさんが畑仕事のお話を聞かせてくださいました。「わたしのつくる野菜は土づくりから大事にしている。土に悪い菌がいればそれを駆除して、肥料をまいて、そうやってきちんと土からしっかりつくると、良い野菜ができるんだよ!」と。

農家も歯科衛生士も同じ仕事だった!

これを聴いた瞬間「わたしたち歯科衛生士の仕事と同じだ!」と感激したため、私もKさんに歯科衛生士の仕事についてお話しました。「私たち衛生士の仕事は、お口の中の悪い菌を減らして弱くして、肥料の変わりにその人に合った歯磨き粉や歯ブラシ・フロスなどを処方して、歯ぐきを良くするのを大事にしているんです。歯ぐきの状態が悪いと、歯の治療もうまくいかないからなんですよ!」と。

畑の土づくりも歯周治療も、土台が大事!

そしたらKさんが「畑も歯周治療も土台が大事なのね!」「私たちお互い同じ仕事をしてるのね!あなたいい仕事してるわね〜!これからもよろしくお願いしますね!」と言ってくださり、握手して深々と頭を下げられたのです。Kさんに、歯科衛生士の仕事の価値が伝わったことがとても嬉しく、お互いの仕事にリスペクトし、心で通じ合えたことが嬉しさを倍増してくれました!

 

まとめ

Kさんの表現は実に的確で、仰るとおり歯周治療は土づくりとホント一緒だなと感じました。歯周治療は、歯を支える歯ぐき(土台)を健康に保つための大切な治療です。また歯周病は血液を通じてカラダ全身の健康にも関わるため、歯周組織(歯ぐき)を健康に保つことは、栄養のあるいい野菜をつくるための土づくりと同じくらいとても重要です。農家にとって土づくりは命同然。歯周治療がその土づくりと一緒だと感じて頂けた のは、歯科衛生士の仕事に誇りをもってやってきた私にとってこの上ない嬉しいお言葉でした。お口の健康から地域の皆さんの健康を守るために「今日もがんばろう!」と思えた Kさんの一言でした。