当院には、ドラッグストアチェーンの役員さんもメンテナンスケアにいらっしゃいます。さすが医療関係者だけあって社員さん含めみなさん健康意識が高いです。
歯がある人は健康寿命が長くなる
「そういえば、昨日の上毛新聞に”歯がある人が健康寿命が長くなる”と載っていたよ!」
先日、その役員Jさんが3ヶ月に1度のメンテナンスケアにいらした時に教えてくださいました。そして「角田さんが言っていたように、歯が悪くなるとカラダの色んなところに影響がでるんだね。つくづく定期的なメンテナンスケアが大事なんだと思ったよ。」ともお話してくださいました。
歯の健康と健康寿命の関係
歯が多く残っている方や歯が少なくても入れ歯を入れている方のほうが、歯が少ない人に比べて認知症発症や転倒する危険性が低いことが分かってきています。東北大学の研究では、高齢期に歯を保持できている方のほうが健康で長生きだということが明らかになりました。 自分の歯が多く保たれている高齢者は健康寿命長く、要介護日数短い(出典:東北大学ホームページより)
歯を失う以外に、歯周病の進行は、動脈硬化・糖尿病・がん・心臓血管疾患・脳血管疾患など、生活習慣病や全身疾患の重症化につながることがわかってきているため、歯と口の健康はとても注目されています。
また、良く噛むことは、食べものを細かくし消化しやすい形状にするため、消化吸収も良く胃腸への負担が減るため、全身の健康維持には大切な機能です。
半年前の話を憶えていて下さった
Jさんが前々回のメンテナンスケアでいらした時、その時はお口の中を拝見したら清掃状態があまりよくなく、歯ぐきからの出血もたくさん確認ができたため、心配になり「歯の本数と健康寿命の関係」についてお伝えさせて頂きました。約半年前のことですが、Jさんはしっかりと憶えていて下さったのです。本当に嬉しい気持ちになりました。
さすが健康意識が高く、健康へのアンテナが高い方だなと、医療従事者としての姿勢をJさんに学ばせていただきました。
朝礼で、話しているよ!
続いて、「朝礼で従業員に話してるよ!」と、自らが率先して”歯と健康寿命の関係”についてお話をされ、歯科の定期メンテナンスの重要性についてもお伝えされていると教えてくれました。
従業員さんの健康にも貢献できる喜び
Jさんにお伝えしたことが、従業員さんに伝わり、従業員みなさんの健康維持・健康増進へとつながっていき、みなさんの健康に貢献できることへの大きな喜びを感じました。
そして付け足しに「メンテナンスケアは、ちゃんとしている歯医者にいきなさい!(笑)とも伝えてるよ!」と、とびっきりの笑顔でお話してくださいました。
とても幸せな気持ちになれたJさんとの時間でした。