群馬県 前橋市 インプラント 歯周病 託児 顎関節 かみ合わせ 矯正歯科 あすなろ歯科の野村です。
おはようございます。
今日も精一杯に生きます
かかわる方、その方々の未来のために
今できることを探して動け。
〜人工甘味料入り炭酸飲料で腎機能低下リスク上昇〜
米研究,1日2杯以上で11年間の「eGFR 30%超低下」が倍増
米ハーバード大学ブリガムアンドウィメンズ病院腎臓部門のJulie Lin氏,米ハーバード大学公衆衛生学部のGary C. Curhan氏らは,人工甘味料入り炭酸飲料を1日2杯以上摂取すると11年間で推算糸球体濾過量(eGFR)が30%超低下するリスクが倍増するとの研究成果をClin J Am Soc Nephrol 9月30日オンライン版に発表した。女性看護師保健研究(Nurses’s Health Study;NHS)におけるデータ解析から,明らかになった。
よく患者様から
「砂糖じゃなければ良いですか?」
「ダイエットタイプなら良いですか?」
などと質問をよく受けるのですが、
学び不足ですね。
やはり、全身、臓器に影響がありますよね。
もちろん、添付のデータは
白人のデータなのでとありますが、
何もないわけはないと思うのです。
第一、
そこまでして、甘味料とらなくったって良いじゃん!
と言いたくなりますが・・・
正しいから伝わるわけでもないでしょうし・・・。
難しいですね。
でも、医療者として学びを続けないと!!
と気持ちが掻き立てられます。
「前を見る。遠くを見る。」
人工甘味料! ダメです!!!
〜人工甘味料入り炭酸飲料で腎機能低下リスク上昇〜
米研究,1日2杯以上で11年間の「eGFR 30%超低下」が倍増
米ハーバード大学ブリガムアンドウィメンズ病院腎臓部門のJulie Lin氏,米ハーバード大学公衆衛生学部のGary C. Curhan氏らは,人工甘味料入り炭酸飲料を1日2杯以上摂取すると11年間で推算糸球体濾過量(eGFR)が30%超低下するリスクが倍増するとの研究成果をClin J Am Soc Nephrol 9月30日オンライン版に発表した。女性看護師保健研究(Nurses’s Health Study;NHS)におけるデータ解析から,明らかになった。
加糖炭酸飲料では有意なリスク上昇なし
Lin氏らが今回の研究の対象としたのは,NHSに参加し,炭酸飲料摂取量およびアルブミン尿のデータが判明している女性3,318例。うち3,256例では1989~2000年におけるeGFRの変化に関するデータも得られた。炭酸飲料の累積摂取量平均値は1984, 86, 90, 94および98年に実施した食物頻度調査の結果から算出し,「1ヶ月に1杯未満」,「1ヶ月に1~4杯」,「1週間に2~6杯」,「1日に1~1.9杯」,「1日に2杯以上」の5つのカテゴリーに分類した。
尿の採取は2000年に,血液の採取は1989年と2000年に行われた。微量アルブミン尿は尿中アルブミン/クレアチニン比が25~355µg/mgとした。腎機能の変化を検討する目的から,主要アウトカムを11年間におけるeGFR低下が30%超とし,年間に3mL/分/1.73m2超の低下を示す「急速eGFR低下」についても調べた。
その結果,11年間で381例(11.7%)が30%超のeGFR低下を示した。eGFR 30%超低下のリスクと炭酸飲料摂取量との関係を検討すると,人工甘味料入り炭酸飲料では累積摂取量平均値が「1ヶ月に1杯未満」と比べ,「1ヶ月に1~4杯」,「1週間に2~6杯」,「1日に1~1.9杯」では変化が認められなかったが,「1日に2杯以上」では有意なリスク上昇を示した(多変量調整後オッズ比2.02,95%CI 1.36~3.01)。これに対して,加糖炭酸飲料では「1日に2杯以上」でも有意差には至らず(同1.56,0.84~2.91),どのカテゴリーでもリスク上昇は認められなかった。
同様に「急速eGFR低下」についても,人工甘味料入り炭酸飲料を「1日に2杯以上」摂取する群ではリスクが有意に上昇したが(同2.20,1.36~3.55),加糖炭酸飲料では摂取量によるリスクの変動は認められなかった。
一方,微量アルブミン尿については,人工甘味料入り炭酸飲料でも加糖炭酸飲料でも,摂取量との有意な関係は認められなかった。
同氏らは今回の研究で,微量アルブミン尿との関係は確認できなかったものの,人工甘味料入り炭酸飲料の1日2杯以上の摂取が,女性の腎機能低下のリスクとなることが示されたことを強調。また,人工甘味料入り炭酸飲料の摂取量とeGFR低下とは,線形的に増加する関係ではなく,閾値効果の関係であったと考察している。
ただし,今回の対象人口は大部分が白人の高齢女性であるため,他の人種・年齢群・男性に一般化することは困難である可能性があるという。
なお,今回の研究対象となった1980~90年代に低カロリーの炭酸飲料に使われていた主要な人工甘味料はアスパルテームおよびサッカリンである。同氏らは,サッカリン投与ラットで腎臓におけるナトリウム排泄量が増加することが示されているが,動物モデルまたはヒトで人工甘味料や人工甘味料入り炭酸飲料が糸球体濾過能に影響を与えたとする研究は見つからなかったとし,今後この分野での研究の進展に期待を寄せている。
お久しぶりです、番頭です。なかなか興味深い記事ですね。人工甘味料の「食害」については、以前より沢山の議論があります。人工甘味料誕生の歴史から考えて、やはりかなり「怪しい食品」であることには間違いでしょうね。でもそんな理屈よりも「食べた物が身体になる」と考えると、やっぱり”アスパルテーム”や”アセスルファムカリウム”が元気な身体を作るとは思えませんよね。「ダイエット!ダイエット!」と叫ぶ前に、「何でダイエット?」と思考の転換が必要でしょうね。
「貴方のその身体、何から出来ていますか?」
そんな考え方、如何でしょうか?
【番頭さんへ】
番頭さん、コメントありがとうございます。
流石!この記事に反応するあたり。
妊婦さんや乳呑み児を持つ母親
若い女性
もちろん男性もですが、
そんな方々を見ていると本当に怒りたくなります。
ま~怒ることが良いことではないので、
常に気づいてもらえるように働きかけるだけなのですが。
もちろん、食べ物だけではなく、
食べ方、食べるための口腔機能の向上が僕らの役割なのですが・・・。
また、いろいろ教えてください。
忙しぶっているあすなろ先生より。